働くことに対しても不安があった
病気を患ってから体力と気力の低下がみられ、とくに体力面の不安がありました。生活リズムがバラバラになってしまい大きく体調を崩した経緯から、勤務時間帯に変動がない仕事が第一。また、前職での経験が影響し、「質問をする」「確認をする」という行うべき報連相を避けてしまったり、周囲の人の何気ない言葉に動揺してしまうなど、対人面を含めて働くこと自体にも不安を感じていました。一方で働きたい強い気持ちはありましたので、就労サポートがあることをMARK STYLERの求人で見かけ、これならチャレンジ出来るかもしれないと思い応募しました。ご縁だと思います。事務職に就くのは、MARK STYLERが初めてです。週4日勤務で短い勤務時間からスタートしました。
入社以降続けていることは、休まないこと。辛いなと思っても出勤することを続けました。入社当初、お休みをしてしまったのですが、そのことで周囲の人の反応が気になって会社に行きづらくなった時がありました。実際に出勤してみるといつも通りで考え過ぎだったのですが、自分の想像に負けてしまいそうになりました。その時にアドバイスされた「出勤を日課にする」という考え方が自分に合っていたようで、今では突然のお休みをすることなく働けています。また、季節によって体調や気持ちが乱れやすいため、その季節はいつも以上に、生活リズムを崩さないことを意識しています。
苦手な事はあるけれど、減らしていきたい
社会人経験者ですが、改めて報連相とビジネスマナーの大切さを学びました。報連相は、基本的な事項と思われることが多いですが、うまく実行できていないことに気付きました。報連相が必要なのは分かるが、足りないものがわからないという状況だったと思います。そこで、「相手に心配をかけないように」と考えるようにしました。まだまだ胸を張れるまではいきませんが、当初に比べると随分と自信が持てるようになったと感じています。ビジネスマナーの例を挙げると言葉遣いです。自分に対しても良い作用がありました。クッション言葉を用いることで、「相手の邪魔をしているのではないか?」という罪悪感を減らすことができ、話しかけやすくなりました。話しかけやすくなったことで、報連相への苦手意識も減ってきたと思っています。
これからは、苦手なことを減らしていきたいです。いろいろな種類の業務があり、自分が苦手だと感じる業務もあります。「周囲の人は出来ているのに」と落ち込むこともありました。ですが、入社以来、何度も説明を聞いたり間違いを教えてもらったりしながら、少しずつ出来る事が増えてきました。もちろん順調にいくことばかりではありませんが、振り返ってみると、成長していると感じることが増えてきています。途中で諦めていたら、今の自分も無かったと思います。周囲の人と比べるのではなく、過去の自分と比べて出来るようになった事に気付くことも大切だと教わりました。出来ないという事は簡単ですが、コツコツと反復を行い、苦手な事を減らしていきたいと考えています。
気持ちの整理整頓が自分には大切だった
定期面談などで話を聞いてもらう機会があることが大きいと思います。雑談も気軽にできます。自分の考えに捉われてしまい、抜け出せず苦しい時には、一人で悩まないことを覚えました。感情の整理を一緒に行っていただけるため、溜め込まなくなり気持ちが楽になります。アドバイスを聞くと「別な考え方もある」と思えますし、話を聞いてもらうだけでも話しているうちに、固まっていた思考が解けていきます。そのため、一人で解決しなくてよいという安心感を得ることができています。気軽に話せることは、想像以上に大事なことでした。認めてもらえている、受け入れてもらえていると感じられることが秘訣かもしれませんね。