RECRUIT 採用情報

MARK STYLER マークスタイラー

社名に込められた想い

MARK(=ブランド・商品)を

STYLE(=創る、ビジネスする)する

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社員インタビュー

Mizuho
Takagi
no.10

自分の好きなこと、得意なことを仕事に活かす それができるのはアパレル業界だけ

Mizuho Takagi
EMODA 関東店舗 店長
2019年入社

子どもの頃のスタイリストは母 母のアドバイスがあったから販売員になった

私の家族はみんなおしゃれに気を遣う人たちで、特に母はファッションが大好き。子どもの頃は、母が私たち姉妹のスタイリングをしてくれました。その影響で毎日カラフルなファッションをして通学していました。関西出身の母はいつも「目立った方が良い」「この服の方が似合うよ」といろんなアドバイスしてくれました。
母が提案してくれるスタイリングはいつも新鮮で「こんな併せ方があるんだ!」と知ることができて、とても楽しかったです。それもあって、大人になったらファッションの仕事をしてみたいと思うようになりました。
短大でファッションを学ぶのと同時に、アパレル店で販売のアルバイトを始めました。本当は高校生の頃からアパレル店でアルバイトしたかったのですが、当時は募集がなかったので、まずはファストフード店でアルバイトして、短大に進学したらアパレル店で働こうと決めていました。
ファストフード店はしっかりとした接客マニュアルがあり、その通りの接客ができればよかったのですが、アパレル店でのアルバイトは自分で考えて動かなくてはならないので、始めは大変でしたね。特にお客様に商品説明をしたり、お客様のニーズを聞いて提案したり、コミュニケーションを取ることが多く、接客は頭を使う仕事だと実感しました。
 就職活動では大好きなファッションの道に進むか、全く違う歯科衛生士になるか悩んだ時期もありましたが、改めて自分はファッションが好きで、毎日自分の好きな服、ヘアメイク、ネイルを楽しみたい……と思い、最終的にファッションの道を選択しました。加えて、学生時代のアルバイト経験で接客の楽しさを知ったので、さらに接客を極めようと知名度が高いブランドを展開しているMARK STYLERに就職したいと思いました。

おしゃべりと接客は似て非なるもの 本当の提案はお客様の話を聞くことから始まる

プライベートでもおしゃべりすることが好きだったので、接客の仕事はとても楽しかったです。お客様とコミュニケーションを取ることも得意だと個人的には思っていたのですが、入社1年目は全くと言っていいほど売れませんでした。マネージャーが店舗に来るたびに、接客のことを相談し、実際の接客を見てフィードバックしてもらったのですが、お客様と会話もできているし、提案もしているのになぜか売れないので、マネージャーも首をかしげていました。
入社2年目になると新型コロナウイルスの影響で施設が休業。空いた時間で接客研修に参加しました。その研修で接客講師が示したダメな販売員の接客例が、ことごとく自分の接客にあてはまっているのに気づいたのです。
うまくいかなかった理由は、お客様とのコミュニケーションで些細なズレが積み重なっていたからでした。中でも特にできていなかったことは“お客様に共感すること”。自分では共感していた“つもり”でしたが、新しい提案をしたいという思いが強すぎて、お客様の要望をくみ取った提案ができていませんでした。確かに当時はお客様から「勉強になりました、ありがとうございます」と言われてもお買い上げにつながらないことがよくあり、そう言われる理由が納得できました。
この研修を経て、自分の提案を押し付けず、まずは初めてお会いしたお客様のことを知るために話を聞くことを心がけるようにしました。少しでも気になることがあれば質問をして、お客様のニーズを確認してから提案するという接客に変えました。すると決定率は上がり、当時の店長に驚かれました。店長に「どうしたの?何があったの?」とたずねられ、研修のことを話したら納得していました。以前から店長も同じアドバイスをしてくれていたのですが、以前の私は店長の言葉を理解できていなかったことにも気が付きました。
売れる接客が身についた頃、別店舗へ異動が決まりました。お客様には特にそのことを伝えていなかったのですが、いつも店舗のインスタグラムアカウントにコメントを残してくれる顧客様が最終出勤日に会いに来てくれてお手紙をくれたんです。
手紙には「一緒に服を選ぶのが楽しいし、勉強になります」と書いてありました。プレゼントではなく、お手紙をいただけたのが何よりもうれしかったですね。

2年目の努力が評価されても日々勉強 何事にも前向きに頑張れる人が活躍できる仕事

入社2年目の成長が評価され、昨年の「MARK STYLER AWARD2021」では年間最優秀販売員賞全国1位を受賞することができました。当日は「何か賞がもらえるよ」とだけ言われ会場に行ったので、名前を呼ばれた時はとても驚きました。
販売員は売ることが仕事ですし、そのために接客を勉強して、販売してきただけなので、受賞した時は実感が湧きませんでした。当時はスタッフ6人いる中での3番手で、店の管理運営に忙しい店長や副店長の代わりに私が売り上げを取らなければ、という一心で個人予算達成を目標に頑張ったことが評価されたのだと思います。
21年6月には店長へ昇格しました。今は自分の成長だけでなく、スタッフの成長も促しながら、お客様にとって居心地の良い店をつくることが目標です。スタッフにはお客様とたくさん話して、お客様のことをもっと知って欲しいと伝えています。これは私自身も実践していることです。お客様を深く知っているからこそ、新しい提案ができるようになります。そして、お帰りの際には商品と一緒に新しい知識も身につけてもらいたいのです。
自分が提案したアイテムを気に入っていただき、お客様から「ありがとうございました」だけでなく、「お姉さんに選んでもらえてよかったです」「また会いに来ますね」と直接言っていただけるのが、この仕事のやりがいです。
はじめて接客の仕事をするときは、とても不安だと思います。ですが、お客様から見たら店頭にいる販売員は、新人でも店長でもそのブランドの一販売員にすぎません。接客するときはブランドの代表だという自信と自覚をもって接客することが大切です。
入社して間もない頃、私の勉強不足でお客様からの質問に答えられず、悔しい思いをして悩んだことがありました。そんな時はすぐに先輩に聞いてください。そして、分からないこと、不安なことは一つひとつ解消し、商品知識や接客について勉強し、得意なことを増やしていきましょう。
この仕事は日々勉強することがたくさんあります。それに対し前向き取り組んでいける方にはとてもむいている仕事だと思います。人と話すことが好き、ファッションが好きな方は、接客にぜひ挑戦してみてください。きっと新しい自分を発見することができると思います。